スポンサーリンク

スポンサーリンク

2015年4月19日日曜日

日本最難関の東大は「滑り止め」に 

東大合格者7割、入学辞退 日本最難関「滑り止め」に 

 主に外国人留学生を対象に、受験も授業も英語で行う東京大教養学部英語コース(PEAK)への合格者の入学辞退率が年々高まり、2014年度合格者(同年10月入学)の7割近くが東大を蹴って外国の有力大に進学したことが28日分かった。


文部科学省が日本の主要大学の国際化を急ぐ中、最難関大が「滑り止め」にされる現実は、優秀な留学生獲得を目指す世界の大学間競争の厳しさを示しており、関係者は危機感を募らせている。


 英語で行われている授業の選択肢が限られ、奨学金制度も欧米の有力大と比べると手薄なことが原因とみる声が学内にはある。東大は奨学金制度の拡充などを急いでいる。


■東大、ケンブリッジ大と戦略提携 豪国立大、北京大とも


 東京大は18日までに、ケンブリッジ大(英国)、オーストラリア国立大、北京大(中国)の3校と全学規模で交流を深化させる「戦略的パートナーシップ」協定を結んだ。


 東大はこれまで、プリンストン大(米国)とのみ同協定を結んでいたが、今回、米国に加えて欧州、アジア、オセアニアの有力大とも締結。教員交換や学生の相互留学、先端研究分野での共同プロジェクトなどを通じ、東大が「国際競争の中で遅れず、勝っていく」(長谷川寿一副学長)ことを目指す。



0 件のコメント:

コメントを投稿